人生は流し打ち、流れに逆らわず受け流す真髄


豊かな時代といえど、どこか息苦しいとか生きにくいと言われる現代ですが、なぜそう感じるのか。

物質的な豊かさは過去の時代を振り返っても良くなっているのに、なぜこうも生きにくいと感じる人がこうも多いのか、その不平と不満を探ります。

豊かゆえに、どうこうしたい思いが強烈に湧きだす欲が原因と言えます。

意外と満たされている、自分の生活と人生と

MAX98_yattazeyossya20140531_TP_V
投資、ネット起業、独立して企業にしろ、自分で事業を興しやすい時代とも言えます。

そういった意味で、夢があって稼げるしという思いはあるものの、それでも性に合わないだとか上手くいかないという事実もまた触れるべきでしょう。

夢をかなえやすい時代が到来したといえど、すべてにおける人が成功できるわけではありません。

成功というと大げさかもしれませんが、上手く軌道に乗せるにしろ、もっと自分を向上させよう、ああしよう・こうしようという願望こそが自分を苦しめている事実もあるのです。

逆に自分の現状を全て受け入れたうえで、自分がいま満たされているものに目を向ける事が、完全におろそかになっている事実こそ一番危惧するべきなのです。

まずは自分がいかに恵まれているかという観点を持つ事こそ、思いに縛られない重要な要素と言えます。

もちろん、起業が悪い事では無くむしろ発展するに望ましいこと。それゆえの思いへの自分の縛りが弊害となりかねないのです。

上昇志向の弊害は満たされない症候群

OZPA_ikidaoreiine_TP_V
アレもしたい、コレもしたいから少し離れても良いでしょう。

豪華な家ではないけど、寝食困らずに寝れる家がある。

3食を毎日食べるにあたり、困らない程度の収入がある、仕事がある。

人間は衣食住がそろっていれば、生きていく上ではなんら不便なく暮らせるのです。

もっともっと・さらに~が自分のクビを絞めている事に気が付くべきだ。

広い世界を見ても、やはり日本は恵まれている。

こうやってネットで自分の意見を発信することも出来るし、季節の移ろいを感じつつも夏は冷房で涼しく、冬は暖房で温かく出来る。

これ以上どうこうしようという思いがなければ、私たちは十分満足に幸せに暮らしていける現実に、満たされている事を感じても良いのではないでしょうか。

衣食住に困らず、一定の収入もある。

これだけで本当は十分なのですが、周囲や人と比較してしまうから、自分はまだ足りない・もっともっと稼がなければ、上へとのぼり詰めなければと思ってしまうのです。

比較は無意味・すべてを極めても冥土には地位も名誉も金も何も持っていけませぬ。

ノーベル賞・時の人のお金の使い道

PP_bear-thumb-autox1600-12584
今年度のノーベル医学・生理学賞を受賞した大隅良典先生の一節で、「この歳になって豪邸に住みたいわけじゃないけれど、若い研究者を恒常的に支援したい」とのこと。

こういった華々しい受賞とは裏腹に特殊な分野の研究だけに研究費の捻出にはとてつもない苦労があるそうだ。

夢をかなえるには時としてお金は大事。大隅教授ももちろんのこと、生涯没頭できる分野があるって一番の報酬なのだと思う。