これからタクシー運転手になろうとお考えの方へ


主に東京(23区武蔵野・三鷹市)エリアで就業希望される方へを主眼に置いてますが、いざタクシーやろうとしても、大小ざまざまな会社がありすぎて、迷いまくる事は必至でしょう。

会社によって、採用・労働条件も結構差が出てくるし、給与体系は特殊な業界ゆえに会社選びは本当に大事です。

ここで失敗してしまうと、「タクシーはやっぱりダメ」となってしまうパターンがあまりにも多いのです。かくいうワタシもその一人だったからです。なぜ私は失敗したのか?

ワタシが東京でのタクシー就業に失敗した理由は?


始めに言うべきことは、私の場合はタクシー会社が悪いのではなく、ワタシがそのスタイルに合わなかった、自分をよく理解していなかった事が失敗でした。

タクシーやる以前は、路線バスの会社にバス乗務員として約10年勤務しました。

その前職時代に非常に業界でも厳しいと言われる会社に所属していたので、自分は他社のようにのびのびやりたいと考え、タクシーに転職する際は、のびのび自由度の高い会社にしようと密かに決めていました。

コレのバスでの考えをタクシーに持ち込むのが失敗した理由です。

その理由は簡単で、同じ運転する職種と言えど、全くやる事なす事畑違いと言えるからであり、路線バスのように決められたコースを走る仕事と違い、タクシーはお客さんを駅で乗せ、または道路で止められたら乗せての繰り返し。

どこにどうお客さんがいるのかなど、人の波を感知する能力は皆無でした。

ここが極めて大事、単なる街を流せばよいのではなく、曜日・時間・天気・気温・その日のイベント情報など照らし合わせて、動きを変える必要性がある仕事だから、やたら無闇に走っても疲れるだけで、自分の売り上げ=収入にならないのです。

私は基礎部分が無いのに、ラクそうな会社というだけで選んでしまった、それが失敗だったのです。

楽そうな会社の何がいけなかったの?


実際に始めに入社した会社は、すごく良い会社でした。

運行管理者の面々や責任者である事務方の課長さんも気さくで話しやすく、以前の会社と違い(笑)アットホームでしたので、後々考えれば辞めるのは勿体なかったかなとも言えます。

しかし、私に足りないのはタクシー営業する上での地理感はもちろん、お客さんを拾う術を全く知らなかったこと。

これじゃタクシー始めても儲からないし、しんどいだけ。売上も出来ないから、夕方~夜になるにつれて焦ったりもする。

この会社では、初期の教育がほとんど無かったので、どこをどう流せばお客様お乗せ出来る術=営業技術的な面での研修が皆無であった事だった。

メーター操作・車両の無線機の扱い方など、ちょっと説明を午前中に受けて、午後からはじゃあ早速ながら大都会・東京の街へ同乗指導など無く「一人で」いってらっしゃい、という流れでした(笑。

無線配車はさすがに外してもらいましたが、これは緊張する・緊張する。結果、7ヵ月でストレスでやられてしまい退職してしまいました。

今は違う会社にて再起してそこからは順調に乗務しています。何も知らないなら、やはり基礎教育・土台作りは大いに必要です。

初めに就職するならこんな会社がいいよ


単刀直入に言うなら、やはり東京のタクシートップ企業と呼べるこの2社でしょう。

「日本交通」
テレビ・メディアでも登場機会の多い会長の川鍋一朗氏率いる日本交通。

時に軍隊教育などと言われる事あれど、しっかりした教育体制でワタシのように路上で途方に暮れるような事は避けられるでしょう。

チケット・自社専用乗り場の確保も最多で営業環境に関しては、かなり手厚いと言えます。

ここで、しっかりタクシーにおける安全運行・営業の仕方など、基礎的な部分をガッツリ学ぶことが出来ます。

「国際自動車」
一つ前の記事でも紹介したこの会社、教育システムも上記日本交通に負けず劣らず、さすがトップブランドを維持するだけの企業と言えます。

こちらもチケット、自社専用乗り場多数ということ、また若い社員や(もしかすると同期)で入社する人も多いので、最初から話しやすい雰囲気はあるかもしれません。

何でも相談できる間柄というのは、入社当初で心細い時期でも、非常に大事な存在と言えますからね。

とりあえず、この2社で1年~2年しっかり学ぶのも良いでしょう。こういった教育システムのある会社で学んでから、先に述べたように私が最初に入ったような「自由度の高い」会社に入るべきです。

もちろん、気に入れば最初の会社にずっと居てもよし、わざわざ辞める必要もないでしょうし。

1年でも経験すると、あの会社は良い、この会社は悪いだの色んな情報が入ってきます。

そういった情報も鵜呑みにはせず、ご自身で今の「土台が出来てきた自分」との情報とで照らし合わして、ご判断されるのがベストでしょう。

どういうスタイルが合っているのか、というのは自分が実際に経験してみないと分からない事です。

私のように過去の異業種での経験値を元にした「思い込み」だけで判断しないことを願います。

知人の紹介などで入社する場合は、はじめから緩い会社でも問題ないでしょうが、土台をしっかり作ってくれる会社なのか?という事も、しっかり確認されるべきです。

ほんと、何も言わないと放置されっぱなしって事もあり得ます。

まとめ


まず大きな教育のしっかりした会社でタクシーの動きや考え方を学ぼう。

自分の色を出すのは後でも大いに可能。

タクシーの営業運転における安全運行の知識なども、大手の方が熱心な所が多いので営業面だけでなく、事故やトラブルを起こさない運転を身につけるのも初めのうちは特に大事です。

人様をお乗せする以上、何かが起きてからじゃ遅いし、長く続ける事も難しくなってしまうからです。