過去の慣習・文化的側面が大いに出る日本語とは?


日本語は難しいなと心底感じました。

本日、地元の歯科にて長い長い治療が終わり「ずい分と長い歯医者ですね~(怒」とお叱りを受けそうなロング治療でした。

その最後に「親知らず」の奥歯を抜く事となりましたが、大学病院の口腔外科へ行ってくださいとのこと。

紹介状をもらうも、大学病院の先生の名前の下に「御机下」と書かれていました。

全く読めませんでしたが、いきなりこれを読める方はかなり教養レベルが高いと言えるでしょう。

これは「ごきか」と読み、特に医療の世界において「●●先生 御机下」「●先生 御侍史(おんじし)」などと書かれている紹介状などを見た事がないでしょうか?

一般的にほとんど使わない言葉でもあるので、読めなくともなんら不思議はありませんが、医者という職業が昔からいかに大衆から崇められていたのか?

とも取れるような、文化的な側面を非常に感じざるを得ませんでした。

相手への敬意を示す言葉は多種多様にある!


これらは「脇付(わきづけ)」と言って手紙の宛先に添えて敬意や注意を表すために使用する言葉です。

現在では一般的によく見かける脇付は、敬意えを示す「御中(おんちゅう)」というものが一番一般的とも言えます。

正直、脇付という言葉も今回の紹介状の一件を通して初めて「勉強させて頂いた」次第ですが、御侍史(おんじし)については過去にも見た事があったので、アレ何て読むんだっけ?位には頭の片隅にありました。

しかし、今回のような「御机下(ごきか)」は全く初めて見聞きするワードだったので非常に驚き半分、学びの機会を頂いたと思います。

ワタシたちが普段など特に目にする機会は限りなく少ないですが、医師同士の親書やそれらに付随するやり取りを行う際に、手紙など宛先に必ず付ける言葉でもあります。

相手の先生に対して特に敬意を持って接する、いわば「謙譲の意味」を込めての言葉なのだそうです。

文化的な医療界のある種の昔からの一つの側面として、これらの脇付を使用する事が慣例となっているのです。

難しい日本語・古典落語を英訳する伊集院光の挑戦

生まれ育った国の言葉でも、ここまで知らない言葉がまだまだたくさんある母国語である日本語は本当に難しいと思います。

外国語でこのような特殊な謙譲言葉など、それに相応する言葉ってどういうものがあるのだろうか?

または、こういうお互いの身を立てる文化というのは、日本特有の慣例なのでしょうか。

それらを英訳したり、その他の外国語に直すといった時、その言語によってどれが相応する言葉なのか、翻訳する人の能力も非常に問われる世界なのだなと強く感じました。

脇付ではないけれど、ラジオ番組の一つのコーナーで伊集院光さんが、苦手の英語を克服しその英語で「古典落語を英訳する」というコーナーがあります。

※伊集院さんは今のようなタレントをされる前は落語家です。

今回の脇付に近いようなワタシたち日本人でも知らないような言葉の種類、単語そのものは特に昔の言語には多く登場する事でしょう。

古典落語も笑いはもちろんですが、非常に文化的レベルが高いので元々の教養がある程度ないと「ネタの意味が分からない」とも言われています。

多種多様なジャンルと用途を持つ日本語と古典的な言語を訳すとなると、大学などでの語学学者の先生方でもかなり苦労されるんじゃないかな?とさえ思いました。

まとめ


それほどまで、日本語は多様な文化的側面を多く含んでいるので難しいとされる。

特に今回の「脇付(わきづけ)」に関しては、その日本特有の相手を立てる・謙譲する文化が特に表に出た部分であると思います。

知らないこと、まだまだ多いですね。漢字検定の上級の本とか眺めても、読めない漢字・見た事ない感じがまあ多いのなんの。

言語とは奥が非常に深いですな。ちなみにワタシたちがよく聞く「閣下(かっか)」は目上の人に対する脇付となります。

そうですね、デーモン小暮閣下(10万55歳)は明らかに目上の方ですから。