今や新卒の学生が入社してくるタクシー業界

中高年の転職というイメージが特に高い「タクシー乗務員(運転手)」ではありますが、依然としてタクシー業界は非常に人手不足が深刻化してます。

その現状として常に新しい人材を求めている様は未来永劫続いてしまうのか?とさえ感じる。

今や大学新卒の乗務員も大量に大手各社に乗務員として入社している時代ですから、失敗したオヤジがやる仕事というイメージはもはや古臭い過去の遺物とも言うべき考え方でしょう。

慢性的な人手不足の主な一因として考えられるのは、やはりすぐに辞めてしまう人が後を絶たないからに尽きると思います。

キツイ・汚い・稼げないなど、平成の新3Kにもはや加えられそうな勢いすらありますが、正しい「考え方と戦略」を持って臨めば、みなさんが今まで経験してきた業界・会社に比べれば、比較的容易に稼ぎやすいと言えます。

ラクに稼げるよ!とかそんな怪しい無責任な謳い文句は一切言いませんが、正しい戦略と考え方を持って営業(乗務)に臨めば他の業界で手取りで毎月30万円稼ぐことを考えれば「絶対にラク」と言えます。

ただし、東京23区の会社や神奈川の一部などごく地域は限られてくると言えますが、決して無理な数字ではありません。

上を見ればキリはないけれど

東京23区の会社であれば、稼ぐ乗務員だと年収700万以上も少なからず存在します。

現実的なラインだと年収で言えばまずは500万円前後でしょうか、その位であるなら少しコツを掴めば到達出来ない数字ではありません。

500万円あれば贅沢は出来いかもしれないが、とりあえず一家4人は暮らしていけるでしょう。

全く異業種からの転職で、運転さえ苦にならなければいきなり500万円以上稼げる事を考えたら、世間が言うほどタクシー業界は底辺だと転職の墓場だとか言われる筋合いはありません。

失敗しないタクシー転職の考え方を、まずこの記事で記していき、数回に分けてタクシー転職に失敗しない講座を開講させて頂きたいと思います。

まずは大手に入社してタクシーの基礎を学ぶ(東京編)

上記サブタイトルにあるように、東京23区の会社に就職した場合です。やはり、一番稼げる地区という事では都内23区は絶対に外せないでしょう、稼ぎが重視ならまずは23区で乗務員を目指すべきです。

この地区での特に二大会社とでも言うべき、教育と地盤がしっかりしている会社として「日本交通・国際自動車」の2社が挙げられます。

率直に言えば、まずこのどちらかの会社に入ってしっかりミッチリと新人教育を受けて1~2年過ごしてみると良いと言えるでしょう。

基礎を固めるには、教育システムがしっかり整った会社でないと、独り立ちした時に大変苦労します。ワタシはまさにそのクチで非常に苦労しました。

最初の会社は労働条件だけ見て選ばない!

労働条件だけ見て、知人などの紹介で良さげな話だけで中小のタクシー会社に入社するのはちょっと危険です。

中小の会社の真価を発揮するのはあくまで経験者と言えます。ゆくゆくは移籍しても、まずはチョット待て!

とはいえ、中小の会社でも教育システムがしっかりしている会社もありますが、基本的には最低限教えて後は路上に「ポイ」っと実践あるのみ!

このような中身が薄い教育法になるので、ワタシはこれで非常に現場で苦労しました。

道も分からない、お客さんの対応の仕方も中途半端、やはりキチンと教育は受けてから乗務に臨むべきです。

中途半端な対応をしてしまったがゆえに、お客さんに怒られ・罵倒され、道も覚える気力も失ってしまった、挙句に稼げなくて必然的に嫌になり退職せざるを得なくなってしまう。

しかし、この二社は規模が大きい事もあって新たに入社する同期とも言える人たちが必ず一人はいると思うので、そういった所もおススメ出来ます。

右も左も分からず自分一人でポツリというのもツラい所はあります。

内向的な性格の人でも気心の知れた同期がいれば、少しは精神的に救われる事もあるでしょう。

良い時も悪い時も、苦楽を分かち合えるような仲間が同期に居たり一緒だと、入社してからの活動も楽しくなると思います。

最低1年くらい経験を積んだら好条件の中小へ

大手で業界のイロハの教育を受けて、良い部分も悪い部分も分かってきたら、より賃率=労働条件の良いタクシー会社へ移籍するという二段構えが理想的です。

もちろん、最初の大手が自分で気に入ったならば移籍する必要性もないでしょう。

しかし、より歩合率(自分の給料の取り分となる割合)が良く、大手ほど決め事・ルールなどうるさい事を言われずにタクシーの最大限のメリットとも言える伸び伸び仕事をするなら迷わず中小のタクシー会社へ移籍がベストです。

中小を選ぶ時もポイントがありますが、それはまた次回以降に書きたいと思います。こちらも選び方にコツがあるのでどうか参考にしてください。

まずは一年くらいしっかりた教育を受けてタクシーのイロハを学ぶ。特に安全運転・事故防止の観点でもこれらの訓練は非常に重要です。

そこを土台にして流し方やお客さんをお乗せして稼ぐ実感を十分に掴みましょう。

基礎が出来たら賃率・労働条件の良い会社へ移籍だ!

そこで、タクシー乗務員としての下地を作ったうえで本丸となる「賃率が良くてのびのび仕事ができる会社」へ移籍します。

のびのび仕事が出来る会社は、大抵の場合、先に挙げたいきなり路上に放置される教育をする会社もあるので、そこを補う意味を込めて大手でしっかり基礎を学ぶのです。

タクシーにおいては、転職回数などあまりうるさい事は言われません。この業界内だけで3~4社移籍している人も少なくありませんので、転職回数を気にされている方もどうか安心してください。

ポイントは一社目ではタクシーを学ぶと考えてください。大手なので事故・クレームなどに関して言えば特に厳しいことを言われるなども想像されます。

しかし、事故・苦情が続いてしまっては長くタクシーで活躍することは難しくなってしまいますので、最初は厳しめの会社で訓練を受けると考えた方が、後々を思えば確実に自分の為になるのでしっかり学んでおきましょう。

その訓練は、後にあなたを確実に助けてくれますので損する事はありません。

講座は引き続き・第二回以降へと続きますので、またよろしくお願いします。