甲子園優勝校を差し置いた報道姿勢に苦言が多数!

記念すべき夏の全国高校野球選手権が大阪府代表の大阪桐蔭高校の春・夏大会の2度目の連覇という史上初の快挙で幕を閉じました。

テレビやメディアの報道を見ると、決勝戦で対戦した秋田県代表の県立・金足農業高校が予想外の大健闘を称え準優勝した事の方が多く取り上げられています。

秋田県代表が甲子園で決勝戦まで駒を進めること自体が、第一回大会以来となる102年ぶりの出来事でもあったためか、その扱いたるや物すごい勢いがあります。

特にエースの吉田投手の扱いは、金足農の中でもほぼ9割がた彼の取り扱いしかないくらい、報道に非常に偏りがありすぎる!と、なぜか芸能界などからも多数声が上がっています。

史上初の2度目の優勝校を差し置いて決勝まで健闘したと言えど、その相手の県立高ばかり取り扱うのはあまりにひどすぎる、とのことです。

数字が取れれば優勝校そっちのけで取り扱いマスコミの姿勢を問いただす意見もかなり根強くなっていますし、偏向報道に対するモラルのかけらもないのか??という激怒する声も非常に多く届いている位です。

冷静に考えて、コレってどうなのだろうか?

「飽きられる」とは最大最強の見えない敵と言える

思い出すのは、大相撲のことでしょうか。

横綱・白鳳の前人未到の40回目の優勝の時もそうだったか、やはり白鳳の優勝を阻止するのは誰か!?という話題で非常にスポーツニュースなどは盛り上がりました。

それも、勢いあるモンゴル勢が止める、という話ではなく日本人力士として誰が立ちはばかるか!という点に特に注目が集まります。

この構図と似ていて、常勝している・されていると人々の感動もどうしても薄くなってしまうと言えます。

簡単に言ってしまうと、いわば「飽きられる」状態なのです。

この時、やはり白鳳の勢いは40回の大台に向けて凄まじい勢いである事には変わりはなかったし、結局その優勝も達成しました。

視聴者の大半であるのは日本人であるがゆえ、ましてや相撲は日本の国技と言われる側面もあり、素直な国民感情としてはやはり日本人の活躍・優勝を見たいというニーズは非常に高かったと言える結果でしょう。

今回の甲子園大会でも言えるのは、偉業達成し優勝した大阪桐蔭高校はもっと大きく取り扱われるべきだし、もっと世の中全体から祝福されても良かった。

しかし、素直な視聴者感情だと、やはり地元オンリーの県立高校を応援したくなるのはコレは率直な思いなのではないでしょうか。

高校野球界もプロの世界と似て通じる所がある

地元出身選手ばかりで戦う地方の公立校と、かたや全国から有力な選手をスカウトして入学させ、目標は常に日本一という常勝軍団の構図に、世の中の反応があまりに素直だったに過ぎないと思うのです。

もちろん、全国からスカウトして常勝する事が良い&悪いとかの話ではありません。

世の中の声とはもっと単純に、小兵ながら大健闘した公立高校に注目し大いに期待をした、そういった意味でごく自然な事だと思うのです。

もっと優勝校をリスペクトしてきちんと平等に取り扱うべきだ、という意見はあまりに優等生すぎる。

人間の感情ってもっと複雑で生々しく、時にあまのじゃくな面を大いに含んでいると思うのです。

そういった意味でやはり人間とは感情で生きてる側面も大いにあるのだから、偏向報道と言われているが、マスコミはあくまでそのニーズを拾い上げてる結果に過ぎないと思うので、ワタシはこの現状はごく自然な状態だと思いました。

偏向報道でも何でもなく、金足農業高校の事をもっと知りたいと思った、あわよくば優勝して欲しかったな、でも頑張った!おめでとう!!これが、世の中の大多数の声だったに過ぎないのです。

今回のマスコミは視聴者の声に忠実だったにすぎません。

芸能などの世界からも報道姿勢に数字ばかり追えば何でもいいのか!との苦言を呈す意見も多数聞かれましたが、それは綺麗ごとにすぎないのではないでしょうか。

まとめ

両方の学校をバランスよく扱い、その両者をリスペクトした報道をすべきだ!とありますが、それはNHKさんあたりにやってもらうと良いのではないでしょうか。

民放はそういった視聴者感情に非常に敏感なので、今回の一連の金足農業への過熱報道はワタシは至って正常なことだと思います。

ワタシも、個人的には金足農業の事の方が知りたいと思った(笑。

でも、勝って当たり前って思われる大阪桐蔭もツラいというか、滅茶苦茶大変!ですよね。

その逆風によく打ち勝って成果を出したのは、率直にさすがの一言に尽きるなと思いました。