欲と力みこそ人生を苦しくしている可能性があった!

タクシー業務とは、世の流れに乗る事と同然で人様の用足しのアシとなり昼間は営業させて頂いています。

早朝の飲み屋から帰るお客さん、深夜に病院に運ばれ処置を受けて帰宅する方、そういった方々の需要などから細々と街は動き始めます。

朝の5時前後になると、徐々に出勤する方々のお出まし。

始発電車から数え2本目・3本目に合わせて出かける人も非常に多く、日本人の勤勉さは本当に世界の事例を見てもピカイチなのではないでしょうか。

タクシー乗務員というのは、そのみなさんの生活のお手伝いをさせて頂くという仕事なので、需要の流れさえ把握していれば、お客さんが居ない時間帯でも、お乗せする事は可能です。

売上が高い乗務員ほど、この街の流れ・世の中の流れを恐ろしく熟知し、なおかつAIのごとく予測して動きます。

今日も稼ごう!売上の新記録を更新するぞ!と力むよりも、力を抜いて駅などで待機する。

繁華街をゆっくりと流すくらいの方が実は売り上げも体調も良くなり、一日の波そのものが非常にスムーズになるのは不思議です。

~時までには●万円やって、夜の22時には最低でも4万は欲しいところだ、と具体的に力むよりもその日の流れに悠然と乗る方が、結果として良好の売り上げを確保する事も珍しくないのです。

それはなぜか?

力いっぱい引っ張るより、流し打ちこそ名手の証

今日の木曜日の乗務は一週間の真ん中あたりに位置するので、案外と街はゆったりとした傾向にあります。

全く期待せず需要の流れに身を任せる気分で、早朝は乗り場で待機していました。

今日のブログではどんなことを書こうか、色々考えながら本を読みながら待機していると、不思議と無線なり駅からお客さんがお乗りなったりと動きがあるから面白いのです。

逆に、今日は●万円やりたい!と意気込んでいると、一向にお客さんも来ない、無線も鳴らない、考えごとしようにも思考が他に回らないから、勝手に期待してイライラが積るだけの悪循環となる。

人生成功のカギって脱力にあるのではないか?とさえ思ってしまいます。「期待しすぎない生き方」を知っていると、自分の願望に振り回されません。

なりたい自分、こうあるべき自分、理想像を持つのは良いことですが、その願望に振り回されすぎると途端に人生は苦しくなります。

そうじゃない。

理想の自分像は掲げても、その通りになってもいいし、ならなくてもいい、どちらでもいい。

そんな思考を取る事が出来れば、人生に苦しみは限りなく少なくなるのではないでしょうか。

何が何でも自分の願望に忠実になりすぎると、結局人間は苦しい生き方しか出来なくなってしまいます。

なったら嬉しいけど、究極の所で言えば「どちらでもいい」と言えるのです。

欲張らない・考え込まない・ただ需要に従うのみ

今日の乗務は本当に流れに身を置いただけだったので、変に欲張らなかったから売り上げが伸びたのかもしれません。

期待しない、欲張らない、ただお客さんの要望に沿って街の流れに乗る。

いくら稼ごうとか言うよりも、根本的にはどの地域はお客さんの足が少ないからそちらに回るべきだ、こそ正しい考え方なのです。

売上・お金に変換させすぎるとかえって自分が苦労します。

売上・お金も大事だけど、お客さんをお乗せ出来ないことには、売上・お金と縁遠くなってしまいます。

どの地域が車が足りないか、または不足気味なのか?そう考える方が、結果的に売上は伸びていくのです。

力まない効能の一番の特筆すべき点は、売上が出来ようが・出来まいが必要以上に疲労を貯め込まない所が素晴らしいのです。

欲を出し、目標ラインを高く設定しガムシャラに動くと、人は大変な疲弊を起こします。

仕事が終わればもうグッタリで何もする気が起こらない、ブログを書く気力も無く体力すら失せてしまう。

目標があろうがなかろうが、売上が行こうが行くまいが、どちらでもいい。

目の前の一人・一組のお客さんに忠実に動けば良いだけなのです。

ただ一つこだわりたいことがあります。

まとめ

交通安全。安全の確保は輸送の生命(いのち)。

今日も無事に帰庫すること。

そして、

一般の会社員の人も、自営業の人も、社長さんも、お家で家事・育児に忙しい方も、病気療養中の方も、みな一緒。

無事に一日を終えること。