代行業は新たな旋風を起こすか?メリカルの躍進


ネットが発達して、さらにそこからサービスも多岐にわたり拡大しているためか、過剰なサービスの提供が賛否を呼んでいるケースが非常に多くなっています。

メルカリでも大々的に「夏休みなどの宿題代行」の禁止を掲げています、メルカリの場を使って読書感想文の完成品を売ります、夏休み工作の完成品を売ります、といった行為が密かに横行しかねた事への対策だ。

自分らが小学生時代を考えると、全く異次元の発想ではあるが、宿題そのものは今も昔も変わっていないのだな~と思い、反面でこのニュースを見たとき、何故だか少し安心しました。

そんな代行屋が横行するくらいなら、そもそも夏休みの宿題なんかいらないんじゃないか?という意見も、現状を踏まえれば十分考えられる。自分でやらなきゃそもそも意味が無いからだ。

代行業務・委託業務とは多岐に渡り非常に勝手の良いものではあるけど、使いようによっては非常に摩擦を生む事にもなり兼ねない現状も浮かび上がってきました。

代行業が、本来の目的に沿った用途であれば問題は無いのだけど、従来路線との距離が相当近いため非常に問題を生みやすい事は、今回のネット業界や学校教育での世界だけではないようです。

タクシー業界での代行業は現在でもぶつかり合いはある


(↑代行運転自動車の標識)

ワタシの本業のハイヤー・タクシー業界でも、代行業との利権争いは熾烈を増しています。

運転代行業は今や専門の業者が多く設立されるほど、その存在の認知は世の中に知られ渡ってきました。

お酒を飲まれたお客さんの自家用車を、代わりに運転する代行会社の運転者と、それを随行する運転者と2手に分かれて業務を行います。

タクシー業界が代行業を敵視するのは、ワタシも知らなかったのですが、本来は今の代行業が行ってる業務はタクシー会社が行っていたのだとか。

タクシー1台を飲み屋に呼びその際にタクシー運転手には2名で来てもらい、うち1名の運転手がお客さんのクルマを代わりに運転して自宅まで向かう、というスタイルだったそうな。

肝心のお客さんは、タクシーの方へ通常通り乗車してもらうスタイルだそう。

ちなみに、現行の代行業で随行車両にお客さんをお乗せする行為は「白タク行為」とみなされるので、あくまで代行会社の運転者が運転するお客さんの自家用車に必ず乗ってもらう、という点だけ相違があります。

お客さんの自家用車を運転する運転者は、タクシーの運転手同様にお客さんをお乗せしてお金を頂くので、お客さんの自家用車と言えど2種免許を所持した人が運転しないと法令違反となります。

代行業というのはどんな業界での代行にしろ、新しい形態ではあれど既存業務の「どこかしら」に関わる形になるので、摩擦は非常に起こりやすいと言えるのです。

まとめ

現在のより便利さを求む生活スタイルが新たな需要を起こすゆえに、従来の業務とのすり合わせ・兼ね合いを調整する事はどんな業界であれど「必要・不可欠」と言えます。

世を騒がすほどのメルカリ旋風により、いま一度~従来路線との業務の距離感を考えさせられました。