大坂なおみ選手・市販品で世界を制す!

テニスの全米オープン女子シングルで、日本勢としては初となる優勝を成し遂げた弱冠20歳の大坂なおみ選手。

試合内容はもちろんのこと、個人的に注目したいのは大坂選手のラケットなどはほとんど市販品と変わらないもので、特注品ではないという。

一部市販では無い部分もあるが、大半は大坂選手のラケットはヨネックス社の市販品ラケットのようだ。

ラケットに張るガットも、多くのプロ選手が好む牛の腸製のナチュラルガットではなく、一般的なナイロンを使用したものを使用しているとか。

世界戦などで戦う選手の用具って、どれも一流メーカーがバックについてプレイする本人から直接もっとああしてほしい、こうして欲しい、という要望を受け特注の道具を開発します。

一般に流通するような品ではないので、完全なオリジナルになる事の方が多いとも言えます。

もちろん、一つの専用ラケットを開発するのにも相当なお金や技術力が投入されていることでしょう。

そこでその選手に合う良いモデルが出来上がり、なおかつ一流の大会で好成績をその選手が残せば、ラケットなど道具を提供した会社も大きな宣伝効果となり、経済効果も製品開発の気合も十分に入ります。

しかし、大坂なおみ選手のラケットはグリップだけ除けばほとんど市販品と同様のラケットを使用しているのでした。

完全オーダーメイドの自分だけの品に固執せず、あくまで市販品を自分好みに重さなどを改良したラケットを使用しているのは、非常に好感が持てるなと思いました。

一流選手でも道具に固執しない選手がいるのも事実

全ての選手がとまで言いませんが、ある程度の一流選手になるとどんなスポーツのジャンルであれ、道具にこだわらず非常に優秀な成績を出す選手は存在します。

古くは野球界の長嶋茂雄は、その日の直感とバッドを振った感じで次の打席はこのバッドにしよう!と決めて打席に臨んだそうな。

現・阪神タイガース監督の金本知憲氏も同様に道具にはこだわりなく、何でも使用したとのことでした。

テニスや野球などに限らず、どんなスポーツの種目であれプロになればなるほど、その道具へのこだわりや専用モデルなど存在したりそれぞれのスタイルに特化したモデルが存在します。

特に世界大会など、国の代表レベルとして出場する選手クラスともあなると、それぞれ各スポーツ用品メーカーと個別契約していて、完全に自分用のオリジナルモデルを持参しているケースが多い。

メーカーが選手の意見を聞き、一つ一つ取り組み調整しながら完全にオリジナルのモデルを作り上げるというもので、もちろん一般に販売されたり流通されるとは限らず、明らかに一線を画すモデルとなっています。

そんな流れが多い中で、使いやすいものは使いやすい、自分には合っているとの理由から市販品を自分のベストの道具として使用するのは、マネできそうで出来ない素晴らしい事のように思えます。

まして、今回のようにそれを元に世界を制したとの事であれば、道具の事もここまで注目されるのは尚更のことでしょう。

スポーツのみならず各職業で見える道具へのこだわり

我々のハイヤー・タクシー業界でも道具に相当するのが車両でしょうか。

こだわる人は、自分の担当車両はコレと決めて徹底的に乗りますが、こだわらない人は一切こだわりません。

トヨタ車じゃなきゃダメだ、いや日産じゃなきゃダメだとか、そういうのも一切ありません。

乗りやすい・乗りにくいなど車両の個体差などはもちろんあります。

しかし、例えそれが乗りやすい新車であろうが、100万キロ近く走ってる廃車も近い車両であろうが、乗りこなす人は何でも乗ります。

車両に関係なくハイパフォーマンスを発揮するので、売り上げなどに関しても新旧車両に関わらず安定して高い売り上げを叩きだしてきます。

ワタシも数カ月前まで担当車両は無く、毎日空いている何かしたらの車両を乗っていましたが、道具も大事ですが最終的にはそれを扱う人間が一番の肝だということ。

どんなお古の車両だの、ラケット・バットを使おうとも結果を出す人は何でも結果を残してくるということ。

こだわりを持つことも重要だけど、こだわりすぎて絶対にコレじゃなきゃダメ・結果は出せない!というのはまた少し違う気がします。

道具を扱うのは人間そのもの。

結果が出る・出ないを道具のせいにせず、自分の実力を改める事が求められるなと大坂選手の記事をみて改めて感じました。

まとめ

市販品で世界を制す!ってカッコエエですね。

テニスの事とか全く詳しくありませんでしたが、ちょっとこの記事読んでファンになりましたなあ。

何でもこだわらずにハイパフォーマンスを発揮するのはまぎれもなくその人・本人の実力の高さと言えるでしょう。

そういう生き方やスタイルというのは、ぜひともあやかりたいなと感じました。

市販品であろうがプロ仕様製品であろうが、自分の手に最も馴染むものに巡り合えることが大事なのでしょうね。