本田健の著書でも特に読まれる大富豪の手紙


お金に関する自己啓発の著書として名高い、本田健氏の「大富豪からの手紙」を読みました。

ネタバレになってしまいかねませんが、大まかに言えば成功するために必要なことがストーリー形式で書かれています。

特にワタシが気に掛かった事は「決断」の項目には非常に重きを置いているな、と感じました。

人生は毎日が選択の連続です。明日の朝は何時に起きようか、朝食は何にしようか、今朝のネクタイは何色にしようか、それは毛細血管のごとく多岐に渡ります。

決断が非常に重要だという事は分かりますが、決断に重きを起きすぎると「決断できない人」が読むと辛い書にも感じます。

この本の唯一の懸念される所かな、とも感じましたので先に述べました。

ワタシも、過去の記事において決断については何度も書きましたがそれだけ人生においての大きな岐路になる重要な箇所だと言えます。

だからこそ、決め兼ねられない人も世の中に多くいる事を踏まえると、決断に重きを起きすぎると非常に窮屈に、そして息苦しく感じてしまいかねません。

それは、なぜか?

人生は自分の合点が行くときに進めばいい

何をするのにも決断は必要不可欠ですので、この項目から目を背ける事は出来ないでしょう。

著書にも書かれている決断しない限り人生は進まない、という点はいささか「?」な部分を感じました。

ワタシは決断の重要性を把握したうえで、あえて「決断しない」ことにも重きをおいています。

決断しなきゃ、はやく決めなきゃ、人生はいつまでも好転しない、このままではダメなんだ…というように人は焦って考えてしまいます。

こうやって焦って何が何でも苦肉の策で導き出した決断に、良い方向性を求めるのは厳しいと言えます。

決断する時や、やりたくてやる時は決断しなくても「すでに」動いているのです。

決めようと思って動くより「勝手に動いてる、ついやってしまっていた」ことの方がはるかに重要だと言えます。

決断しなきゃ、決めなきゃにとらわれず周囲の状況やその時の環境を一つの判断材料にしても良いでしょう。

それらを参考にしなくとも「すでにやってしまった」パターンがワタシは一番理想的だと言えます。

本当にお腹が空いている時、のどが渇いている時でも欲すると人間は、いちいち決断せずとも自然と動いてるものではないでしょうか。

自然に沸き起こる内なる自分の声や欲求を最大限聞き取りたいものです。

自分のこと~決断についての懺悔

偉そうに講釈しちゃって的なことをたくさん書きましたが、ワタシも決められずにいる事があります。

今の会社に居る前は東京都内のハイヤー・タクシー会社に在籍しました。

ここで今の仕事を始めて覚える訳ですが・・・

介護問題など抱え家庭内事情の大きな変化と東京の地理やお客さん諸々、その環境に翻弄されてあえなく撃沈。

これは自分には向かないかもしれないけど、このまま何もせずというわけには当然いかない。

給料が無い状態で何カ月も次の就職活動する大変さも過去に経験しているので、すぐ出来るものといえば今の仕事をやること。

給料は下がってもせめて土地勘や地理に明るい地域でやってみようという事で、今の会社に在籍します。

そうはいっても、新天地での就業はそれでも苦労はあったものの、今の会社でもかなり上々に歯車が回っている。

本質的な欲求はあくまで「東京」でもう一勝負したいなと思っていること。

金銭的なことや、将来的に「個人」の資格を取るならやはり東京の動きにかなう地区は日本には無いと言えます。

一度しくじってる過去もあるので、なかなか決断できない事と、なまじ今が上手く回っているので早々に去るのは非常にもったいない、という心の中でのせめぎ合い。

答えは「決めない」ことにしました。

今の会社を「これはもう卒業だな」と心底思えたり、「このあたりがここでは限界なのだろうな」と感じたら、それが決断の合図だと思ってます。

こういう決断の合図は、転職のみならず人生の他の大事な決断にも十分に応用が出来るのではないだろうか。