バスややタクシー無線ってなに話してるの?

路線バスにしろタクシーにしろ、旅客を担う車両にはこういった業務無線が基本的には付いています。

会社によっては付いていない会社もあり、そういった会社などは基本的には現代では携帯電話での通話やり取りでの対応となります。

業務上の連絡など欠かせない事もあるので、基本的には電話通話はより重要なことで、一般的な業務連絡は無線でという方が望ましいと言えます。

路線バスの無線を聞く機会はさほど多くないかもしれません。

けたたましく話しているあの無線は一体どんな事を話しているのでしょうか?

路線バスなどにおける業務無線の中身とは?

先にも述べたように会社により無線の扱いは変わってきますので、あくまでワタシが経験した会社での話とさせて頂きます。

けたたましく聞こえるあの無線は、基本的には「道路交通情報」のやり取りが多いと言えます。

「国道1号線の●交差点付近にて激しい渋滞が起きています。運行に大幅な遅れが生じる可能性がありますので各車両ともお客様への対応の程よろしく願いす~、以上●×営業所」など。

または注意喚起も非常に多いと言えます。

「ただ今、秋の全国交通安全運動を実施中です。うんたら~かんたら、各車両とも引き続き安全運行を願います。以上●営業所」など。

各営業所の運行管理者が発信する内容となりますので、上記のような交通情報注意喚起がほとんどとなります。

自車にてトラブルが起きた場合、その応答として営業所からの返答が来ます。

そのやり取りの音声も少なからずあります。

一番聞き逃してならないのは、事故などで通行止め、または何らかの諸事情で緊急に迂回走行して路線から外れなければならない場合。

緊急の指示が送られてきますので、自分には関係ねーべや、というようにボンヤリ聞き逃すと大変な事態も引き起こしませんので常に耳に通す必要はあります。

タクシーの場合の業務無線はどんな感じよ?

バスより、タクシーの方が細かな指示が多岐に渡るので無線の頻度はこちらの方が高いと言えます。

各社で無線用語や対応はまちまちですが代表的なパターンをいくつか挙げてみます。

バス同様なのは交通情報と注意喚起。

交通情報でも会社によると思いますが、速度取締りを警察が行っているとき、いわゆる「ねずみ捕り」の注意喚起は独特です。

「●付近~取り締まり中、走行注意」と述べる場合もあれば、それら取締りの隠語として「感不良・感度不良」などという言い回しを行います。

なにが感不良なのか意味が分かりませんが。

性的な意味を勘ぐってしまい入社当初はこの無線を聞くたびに一人で爆笑してましたが。

由来というのか、言われが不明な隠語も存在するので最初は戸惑う事もあるでしょう。

ワタシの場合は、上記のケースむしろビビりました。

多いのは契約している専属乗り場や各駅に車両が不足している場合です。

お客様が多数並んでいるなどの場合、周辺の車両に優先的に回って欲しいとの全体無線もあります。

その他の場合、お客様をお乗せしている場合で緊急な用事が舞い込む場合は、降車された以降に折り返し電話を寄越すように~という無線も来ます。

バスよりタクシー業界の方が無線に関しては多岐に渡りますが、基本的には交通情報と運行における注意喚起の無線が中心となります。

まとめ

各社によって隠語も言い回しも全く変わってくるのが業務無線。

一昔前までは、無線配車もすでにこの業務無線で行っていたために、その活躍の場は一段と多かったように感じます。

今でこそ、無線配車はデジタル化したのでオペレーターによる音声の配車は行われていませんが(会社による)、整備される前はそれは重要なやり取りでした。

携帯電話が普及したのでより重要なやり取りは電話にて行いますが、一般的な情報のやり取りは未だに無線はよく使用するのでした。