欲張らず狙わない方が思った以上な成果を出す法則

何故だか分からんけど、昨日は一日当たりの売り上げの記録更新することが出来ました。

十月の何てことのない火曜日で特にイベントなどもなく、電車が止まってたわけでもなく。

ただ、やたらとお客さんからお客さんへの繋がりの良い日だったということだけは間違いなかった。

話はちょっと遡り、タクシー乗務員の仕事をするようになってはじめて入った会社での新任講習会の時に、その時にいた講師に質問をした。

「どうやったら売り上げを上げる事が出来ますか?」

何というのか、非常に漠然とした質問なので我ながらもっと的をしぼって質問しろよとは思います。

で、その時の講師の返答は「空車の時間を最大限減らしてください」とのこと。

今ならこの回答は言い得て妙な言い回しだな、と感服しますが数年前のこの業界未経験者のワタシとしては「???」でした。

そんな当たり前の話を聞きたいんじゃなくて、どこをどう走ったら売り上げは上がるのか?という意味での質問でしたが、質問の仕方が悪かった。

タクシーという商売柄、人をお乗せして売り上げを積み上げていくので、当然のことながら空車でいる事を減らさなければならない。

乗せて、降ろして空車、また乗せて、また空車に~の繰り返し。

端的な話をすれば、いかにカラで走る時間を短くすれば売り上げは必然的に上がりますよっていう解答なので、これ以上のない答えだと言える。

どこへ行ったら乗せられるとか、お客さんの単価が高いという情報もある程度必要だけど、結局売り上げを上げるには、どの場所でも選り好みせず乗せること。

先に挙げた講師の回答通り、カラでいる時間をいかに減らす事だけ考えれば必然と売り上げはついてくるのだ。

お乗せすれば、たとえワンメーターでも売り上げるになるから。

繋いで繋いで、ひたすら繋いで走れば必然的に好成績は出せるけど、運とその日の交通状況や行き先にも恵まれないと、自己新記録は出せない。

結局のところ、実力どうこうよりもなのである。

行き先はお客さんが決めるので、下道でひたすら走るのか高速乗ってワープするのか、でも渋滞にはまってしまうのか、そこは運しかない。

他のビジネスでもそうかもしれない。

いくら営業成績が良くても、お客さんが買ってくれないと&契約してくれないと数字は伸びない。

数字を取るのはその人の努力あるかもしれないけど、それでも最後を決めるのは買う(乗る)人、その人だからだ。

我々はいかに好成績を叩きだそうという努力よりも、次へつなげる(次乗ってもらう)下地を作る事が日々の仕事なのかもしれない。

ワタシのタクシー業務なら、いかに待機車両の少ない乗り場に入るか、空車の少ない地区で無線を待つか、そういった地味な行動一つが売り上げを作ってるだけにすぎない。

いくら頑張って良質な企画を発案し社内の反対を圧し通して世に出しても、最後はお客さんに受け入れてもらわなければそれは独りよがりでおしまい。

乗るか乗らないか、別のビジネスでもその商品が受け入れられるか否かは、その時の世の中とお客さん次第なのだ。

必ずしも結果は思うように出る訳ではないけど、最大限多かれ少なかれ売上に繋がるような動きは常に研究したいなとは思っています。

人の動きの波とか、世の中の購買の需要だとか、そういった波を的確に把握している人たちは、何の業種でもどこまでも強い。