密着警察24時みたいな場面は身近に存在した

久しくあった職場の大先輩との会話でふと思う事がありました。

同僚のA氏の姿が最近見かけないね~なんて話をしていたら「何だ~何も聞いてないのか?」と言われます。

よくよく話を聞いてみると、年末の大みそかという佳境の時期に、泥酔者が駅から乗り込もうとしたけど、衣服が嘔吐などで汚れていたので乗車を断ったそう。

その発言に激怒した若い泥酔客は、A氏の胸ぐらを掴み顔面を殴打したとか。

A氏はメガネが完全破壊され、前歯を折られかなりの負傷したという。

実際に警察沙汰になり、この泥酔客は逮捕される次第となりましたが「密着警察24時」で見るような件って、やはり起こり得るのです。

ワタシみたいな、繁華街でなくローカルな場所で営業してるものからみても、こういったお客と遭遇する可能性は少なからずあるのです。

しかし、長年対応してきても何も起こらない人は起こらないし、一体今回のA氏と何が違うと言うのだろうか。

主張はただ一方的に行えば良いというものではなくその場の相手の様子、場の空気を読む必要性が出てくると言えます。

場の空気とは、相手の雰囲気から察する

今回のA氏の件を例に考えてみたいと思います。

加害者は男性20代前半でかなりの酩酊状態で、すでに衣服には嘔吐の跡が残り、その臭いもすごかったと言う。

タクシーに掛かる条例で、明らかな泥酔客や身なりが極めて汚れたりしている場合は「乗車拒否」が法的に認められています。

認められているけど、その言い方一つを相当な注意を払わないと今回のような傷害事件へと発展しかねません。

そこで相手の空気、場の空気を読み取る必要性が出てきます。

空気と言うと極めて曖昧な分かりづらいものであるかのようにも感じますが、単純に言えば自分の「危険レーダー」で読み取るしかありません。

自身が「これはマズイな」と空気を察知すれば、泥酔客に丁寧に事情を説明する必要性があります。

丁寧というのは、最大限相手を刺激しないという意味で用います。

泥酔客は、意外と怒りのメーターがいとも簡単に振り切れやすいので、感情が敏感になってる場合が多々あるからです。

そこを刺激しない為にも、酔っ払いほど丁寧に対応し下手(したて)に下手に回る対応がこそ極意だとワタシは実務を通し感じました。

今回、A氏のように毅然と対応し「ダメなものはダメなだ!」を通し過ぎると、逆上し暴力に走る輩もいるので、その見極めが重要になってきます。

そこを読み取る事こそ、今回の一件で言う「空気」なのだとワタシは思っています。

諦めるな~空気が読めなくとも鍛える事は可能!

アイツは空気が読めないやつだ!なんて言われた事がある人でも大丈夫。

場の空気は「経験則」で鍛える事は可能だとワタシは思っています。

仮に応対が上手く行かず失敗したとしても、人間は考えそれを活かす事が十分に可能な生物です。

今回の一件のように起きてしまった事件を、一方的に「相手が悪い、相手がおかしい」だけで片付けてしまってはいけない。

失敗は大いに活かして次へと繋げましょう、転んでもタダでは起きない精神は極めて人生において重要なのです。

泥酔者と極端に急いでいる相手は極めて丁寧に応対する、これを心得ているだけでも似たような事例が発生しても予防線は張れるので今回ほどの痛手を被る事はないでしょう。

●危険を感じたら、その場から離れるのも一つですし無理に運行しない。

●運転しながらこれらの応対は極めて危険なので、一旦停車する勇気を持つ。

●対応が困難な時は自分で勝手に判断せず、事務所や管理者の指示を冷静に仰ぐ

ごく単純な事ですが、いざその場において適切が対応が確実に出来るかと言えばなかなか難しいのが現状です。

まとめ

ごくまれではありますが、こういった事もあり得るタクシー接客事情。

営業の仕事されてる方でも、ひどく立腹してるお客と面会しないといけないなど修羅場はどの世界にもあると言えます。

そういった時ほど、怒った人間を逆上させずなだめる丁寧な対応が出来るか否かで、自分の身を守る事にも大いに繋がります。

そんなもんバカくさいで終わらせず、いかにうまくこの場を凌ぐか、なおかつなだめてお代を無事に頂くか。

これに尽きてくると思います。

その為の鉄則として「酔っ払い・乱雑な態度のお客ほど最大限に丁寧な対応」が求められるのです。

そんな難客から、無事にお代を回収できればホッとするけど、ちょっと快感になるのが不思議なのですね、ええ。