昨日7日付のスポーツ紙、ならびにニュースを見ててとても興味深い記事がありました。プロ野球ニュースではあるものの、これはビジネスなどの世界でも十分にあり得て良い事例なので紹介したい~ただじゃ転ばない、巨人・原采配の是非を考える。

事が起きたのは6日の巨人ー阪神戦、8回裏・巨人堀岡投手が満塁ホームランをくらい阪神との点差は11点と大差を付けられ負けている状況。

試合は8回裏で終盤も終盤、その状況下で巨人・原監督は思い切った采配をする、投手を交代するにあたり「野手登録」である増田大輝選手をマウンドに送り込む。

で、この増田選手は8回裏を1四球は与えたものの、無安打で阪神打線を抑えている、ランナーこそ出したけど、ヒットなどは打たれていない、しっかりと抑えているのだ。

さあ、この采配に巨人軍OBなどから賛否両論を含め猛烈な議論を巻き起こした。特に巨人出身である200勝投手でもあり、同軍で監督も務めた堀内恒夫氏は真っ向から猛反論。

以下抜粋〈これはやっちゃいけない。巨人軍はそんなチームじゃない。しかも今、首位に立っているじゃないか。強いチームがそんなことやっちゃダメよ。こんなことして相手のチームはどう思うだろうか。馬鹿にされてるとは思わないだろうか〉 とある。

さらに、同軍でヘッドコーチを務めた伊原春樹氏も「監督とケンカしてでも絶対にやらせなかった。巨人の伝統的な戦いからはかけ離れている」という。

こういった意見もあれば、長老であり辛口野球評論家の張本勲氏は意外や意外、この原采配を支持し朝の名物番組で「あっぱれ」と言っている。

さらにメジャー現役・出身選手らのダルビッシュ・上原選手らも同様に支持し理にかなった合理的な野球だと評している。

真っ向反論した方の意見と言うのは、伝統を重んじるべきだ、巨人軍は球界の盟主であり常勝軍団だ、ただ勝てば良いというものではないという意見である。

ワタシも正直、原監督は根っからの巨人の顔のような経歴のある人物なので、この采配には驚いたが、ここまで大胆かつ合理的に判断できる監督だとは思わなかったので、非常に見直した次第である。

この根っからのアンチ巨人であるワタシが。さらに原監督は試合後のコメントで 「そういう人が(そういう采配があっても)いてもいいんじゃない。ジャイアンツではやってはいけないとか小さなことじゃない。俺は、ただじゃ転ばないよ」 と言う。

8回裏で11点差で負けているなら合理的な野球判断を行ってもなんら問題ないと思う、自軍の投手戦力を温存したいという合理的な判断であり、増岡選手も大学の途中までは投手で活躍した選手なので、まるっきり投手経験がない選手では無いのだ。

伝統や自軍(自社)にあった戦い方・ビジネスの仕方は確かに存在すると思う。そういう伝統を理解しつつも、現代には現代に合う野球でありビジネス全般でありやり方・考え方があっていい。

ワタシは原・張本両氏の言い分は非常に理解できるし、横綱相撲で勝たなきゃ横綱じゃない、という相撲界のあの論理と全く一緒である。理想とするスタイルはあるにせよ、その時代・その時々にあった戦い方は在ってしかるべきだ。

プロ野球・プロスポーツにしろ、一般社会におけるビジネスにしろ結果を残さなければならない以上、みな「生き残りを賭けている」のだ。

前回の記事で「嫌われないコツやその生き方」について述べたが、生き残りを賭けた真剣勝負のビジネスなどにおいては、他社(他者)の尊厳を踏みにじったり、人としての道を踏み外したり等をよっぽどしない限りは、人の受け取り方によっては前回のテーマと真逆である「嫌われる生き方」というのも当然在って然りだと思う。

相反するようで矛盾する事を述べていると思われるかもしれないが、人付き合い(人間関係)における場を大きな人間社会のコミュニティとするならば、時として人に嫌われないように生きる協調・助け合い路線は大いにアリだし必要だとも同時に思ってる。

個人的な話ではあるが、ワタシの仕事スタイルもおそらく同じ職場の仲間から見れば、受け入れられない・妬まれ嫌われているだろう。

とはいえ、乗務する以上数字=自分が目標とする売り上げという一定の結果を残したいと思うし、そこは今回の原采配のように、合理的かつドライに判断して実行していきたいという方針には変わりはない。

仮にその批判する人々の言う通りやって売り上げ・数字・結果が残せなくても、その分その人らが補填してくれるわけもなく(笑、めしを食わせてくれるわけでもない、そんなワケがないのだ。

少し自身の話しにも触れたものの、今回の原監督の采配にはワタシも個人的には「大あっぱれ」支持します。

張本氏も絶対に朝の某老舗番組で「喝だ!」と喚き散らし巨人軍の伝統は~とか言うのかと思ったけど、意外や意外、思考が柔軟な事にこの方も見直しました。ほんの少しだけ、原巨人を応援してもいいかな?くらい思えたそんな一件でしたとさ。

まとめ

ビジネスには合理的・なおかつドライであり結果が全てであっても良いし、人に嫌われるのも大いにあり、言いたい輩にはいくらでも言わせておこう。こういう批判・悪口めいた話やウワサは自分の耳に直接入らない限りはもうね、セーフ扱いとする。

とはいえ、結果が全てな世界であろうが、今日という日を一日づつ無事に終え、勝とうが負けようが、最後は身体あってのビジネスであり人生全般がある。

何よりも健康を忘れず。病んだからこそ、わだすはようわかる。身体にはどんどん投資していいと思う。