世は「鬼滅の刃」のブームというのか、社会現象化しつつあるので非常に驚きを感じるが、知人からの誘いの機会があったので劇場版鬼映画を鑑賞しました。そもそも映画館に行くこと自体が十数年ぶりと前回に何を見た時以来なのか覚えていない程だ。

ネタバレにもなりかねないので、あまり内容は触れないようにしておくものの、ワタシはジャンプ(週間少年誌)での連載でのみ鬼は初期からラストまで見ているので、大筋把握している。もちろん、劇場版も連載に沿って作られているので「なるほどな」と思いながら鑑賞した。

そもそも、連載初期から鬼見ていたけど、今のこの一大ブームが異様なほどじゃないか?というようにどこか遠くから眺めていた。その連載時の鬼ってどちらかというと、暗いイメージの連載だったので連載作品の中でも、見る人は見るし見ない人も結構分かれる的…なコアな作品の印象だった。

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連載中も、もちろん段々と盛り上がって徐々に人気が出てきたのも分かるが、この作品はワタシのように漫画から入った側と、アニメ動画から見始めた人たちで見え方が全く違っていたのだ。それは昨日の初めて動画・劇場版を見て印象が変わったのと、今の人気の一端を感じ取れたように思う。

連日のニュースなどでも、上映開始一か月で興行収入が歴代1位を最速で更新するんじゃないか、とも言われている。また、支持されてる年齢層が想像以上に広いので何度も劇場版を観に行くファンも多いようだ。子どもはまだしも、割と中高年層にもファンがいるのも作品の時代背景が関係しているのかもしれない。



近未来的な今風アニメ的ではなく、大正時代を念頭に置かれて描かれた作品なので、ちょっとした時代劇要素も背景に含まれているので、中高年層もアニメへいわば「抵抗少なく」入り込めたのが、支持年齢層拡大の要因の一つではなかろうか。

「鬼」を退治するという構図というのも、古くから桃太郎を代表とする様々な作品が挙げられるゆえに、入り込みやすい、いわば理解に時間が掛からないというもの。劇場版からいきなり「鬼滅の刃」を見ると、主人公や柱や鬼の「設定」が分かりにくいが、そこだけアニメ等で予習しておけば十分に理解でき、作品にも入り込める。

人を襲う悪の鬼と、退治する人間の正義がぶつかり合う構図に、主人公や柱、鬼のそれぞれの過去の物語=サブストーリーの部分が、鬼滅の刃の最大の魅力だろう。劇場版は特にその部分が強烈に色濃く描かれているので、今日の社会現象的な一大人気を巻き起こしていると言える。

ストーリーとしては、あくまで連載の一部分を映画化されたものではあるが、この映画から入ってもこの後のストーリーはどうなるのだろうか?そもそも、始まりってどんな所からなんだろうか?そういった視聴者への興味を強烈に揺さぶる要素も感じたので、魅せ方として非常に上手い手法だなとも感じた。

書店にコミックを買いに行く人の気持ちも分かるし、売り切れ続出になってる原因やオークションサイトなどで価格が高騰しているというのも、このような背景があったんだなと改めて納得してしまった。劇場版の内容に触れず、ななめ読み記事的な感想文ではあるものの(笑、ずっと思ってた不思議要素が解決され新しい発見が1000円で得られたのは、大きな経験値だったと思ってる。

PS 

全ての物事に通じるかもしれないが、入り方一つで見える世界観が全く変わってくるという事を改めて実感させられた。何か新しく物事を始める時も、最初の先生やその環境が大事なんていうが、全くもってその通りだと思う。

もちろん、全て他人のせい・影響で、とまでは言わないものの、一つの角度から眺めようとせず、色んな角度から見てみると全く違った世界が見られるかもしれない。人が良いと言ってるもの、おすすめなものに、時として素直にのってみるのもおもしろいのではないだろうか、もちろん根底には、信頼というベースがあっての話しだが。

さらにPS

煉獄杏寿郎が泣ける人気でたのはよく理解した〇弟の千寿郎を炎柱にしてまた話が出来そうな気がしてならない。(もちろん原作には無いが)後はやはり、最後の無惨と炭次郎の戦いをぜひ劇場版で!と望む声もあるだろう。まだ公開されて一か月とはいえ。この人気が来年にも続けば十分にあり得るかも。あと、単純に映画館って良い。あの音と巨大スクリーンでの迫力と他のお客との共有感が良いのだろうね。