連日の2足歩行・リハビリ練り歩きツアーは、本日は目黒区をゆく。なにかと神奈川に住んではいるものの、東急大井町線・目黒線・池上線このような地区とは何気なく物理的な距離は近くとも、実際に訪れる機会はごく少なかった。足の状態も悪く無かったので、今日は片杖を「持参」せず初めて出かけてみる。

20年来お世話になってる地元病院の先生がこの街で長年開業医をされている。以前から目黒区を拠点にされている事は知っていたが、時間もあるし「こういった」特別な時期でもなければ、なかなか電車を乗り継いで訪れる事も無いと思うので訪れてみた。初めての場所を運転したり、歩いたりするのはかなり好きだ。

司馬遼太郎の「街道をゆく」の精神で毎回、初めての地を自分の中では訪れているが(笑、この目黒区というのも歴史が深い。大通りの街道筋はキレイな商業ビルやマンションの新築ラッシュで、さすが都内だなという印象が強かったが、本日訪れた「武蔵小山・西小山駅」は駅の所在は「品川区」となる。

駅周辺を境に目黒区との境界線となっている。大通りから一本入ると意外な事に、小道ともいうべき自動車も通れないような住宅街の路地が所せましと広がっている。意外なイメージではあるが、昔情緒ある街並みの方が多いのだ。

目黒・品川区近辺というと、江戸時代以前から東海道の宿場町である品川宿にも繋がる街で古くから庶民の街としてこのあたり一帯は栄えていたという。目黒のさんまという昔からの落語噺もあるように、文化的にも歴史は深いようだ。

都内で乗務員をやっていた頃、この西小山駅に迷い込んでしまった事がある。ろくに営業方法も知らない時期で「新人はとにかく流し(営業)て地理を覚えよ」的なやり方をしていたので、連れ行かれるがままにどこでも走っていた。

道路標識につられ「西小山駅」に入ってみると、タクシー乗り場には同業他社が一台もおらず、ラッキーな状況でこの駅で待機してみたが、待てど待てど誰も乗車せずかすりもしなかった事が記憶にある。都内の駅なのになぜ?と首をかしげたが、駅ならどこでも人が来るかといえば、そんな甘いもんじゃないというだけであったが(笑。いまとなれば、懐かしい話し。

世話になってる先生の医院をはじめて目の当たりにする。知る人ぞ知る医院、的な感じでちょっと目立たない印象はあるが、昔から地元に馴染んで開業されているんだろうという認識。近所に中学校や小学校もあるがどこも歴心を感じる。

街は新しそうで芸能人が多く住んでる、というイメージだが目黒いう街はもっと歴史も懐も深そうな街だなと感じつつ、これまた古くからある一軒長屋を横目に立会川緑道をのんびりと歩かせてもらい、街を後にした。

PS

目黒通りこそよく走っていたが、そこからも今日訪れた地はそう遠くないが、ちょっと奥まっているのでなかなか入る機会が無かった。そうそう、碑文谷(ひもんや)とか鷹番(たかばん)とかね、昔ながらの地名がまだ残ってる。

中学校の名前がみんな、目黒区立第一中学校~十一中学校まで全部漢数字が学校の名称なんだよなー、目黒区の中学校って。そのあたりの経緯なんだろうなと思い出した今日のリハビリ散策であった。