昔から「酒は百薬の長」と言われている。適度な飲酒であるならば、飲まないよりもむしろ飲んだ方が身体に良いという。現代の最新の科学的な研究結果の発表では、お酒はむしろ「飲まない方が良い」という結果が出ているのは驚きだ。長い年月で適度な飲酒は~と言われていたが、アルコールを愛飲してやまない方はどれだけ世にいるだろうか。

そういう世の諸般の事情?を考慮されてもあってか「健康を害さない程度の1日のアルコール飲酒量の目安」も公開されている。ビール500mⅬ・通称ロング缶で1本・日本酒で1合・ワインでグラス2杯程度という。大まかに種別に換算したが純アルコール20gが1日の健康を害さない目安量である。

毎日の飲酒が楽しみな方からすると、この飲酒量は「あり得ない」という言葉が四方八方から聞こえてきそうだが、いずれにせよ摂取のし過ぎはやはり良くない。では毎日飲まずに一週間を見てアルコール適量を考えてみると、適量アルコールを100gとする。1日おきにビールを楽しめば、1日ビールロング缶2本楽しめると考えれば「全然飲めない感じもしないな」と思うのではないだろうか。

適量もさることながら、漠然と毎日なんとなく飲み続ける事がとにかくよくないと医師・専門家は度々警笛を鳴らしている。なんとなくの飲酒こそ、飲酒量を増やし体質的にも酔いにくく「飲んだくれ」状態に確実に向かってしまう。それがさらに進むと、アルコール依存になってしまったり、その他諸々の健康事情にも相当な影響を与えかねない。

休肝日という言葉は昔から使われてはいるが、もし毎日飲まれてしまう方、普段飲まないけど飲む時はガッツリ派の方も、具体的な適量というのも常に意識されてみてはどうだろうか。1日おき換算で、ビールのロング缶2本飲めると思えば、適量飲酒を守るという話しもそんなに悪くはないのではないだろうか。

飲酒量ばかりに捉われがちだが、飲み方にも十分に気を付けたい。マイナスな飲み方である、仕事や日々の愚痴を延々としゃべりながら飲み続ける、相手を叱りつけたり絡んだりして飲み続けるのもご法度。マイナスな面でのストレスの発散は出来ているようで、全く出来ておらず科学的根拠を持っても否定できる。

ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が脳内で増加し、それが中・長期化するようだとストレス耐性が下がり「抑うつ」状態に繋がります。昔からいる酒を飲むと延々と愚痴と説教が始まる上司や先輩は一定数存在しますが、そういう方との飲酒は積極的に控えるべきだ。付き合わされる周りへの心身への健康被害すら懸念されるからだ。

このような積み重なった間違った認識と、ストレスをとにかく酒で発散させようとすると、暴言・暴行・問題行動へエスカレートしやすくなる。とにかく、お酒を飲むなら科学的にも健康的な面から見ても、明るく楽しくポジティブに飲むことが絶対条件だ。一人で飲む際にも、マイナス感情を紛らわすように飲むのではなく、せめて自分への打開策・良かった点を挙げて褒める事を念頭に飲む。

どうせ飲むなら、健康的にとにかく楽しく飲みたいものだ。

PS

悲哀の雰囲気をまとい一人酒にくれて様になるのは、演歌・歌謡・映画の世界だけ。