数日前に密着警察24時のような番組を見受けた時、こういう番組内でよく見る職務質問の光景を扱うシーンがあった。

自動車警ら隊が深夜の繁華街などを巡回し、怪しげな車を停車させて職務質問を行うという光景だ。

映像を見つつふと思い出したのは、過去にワタシも都内で警察車両に停止を求められて、職務質問を受けた事がある。

なかなかありそうでない、そんな経験ではないだろうか。

信号待ちをしていた時に、後続にいた警察車両が急に赤色灯を回したので、ふとミラーで見ると、何か言葉を発しているのが聞こえる。

左に寄せて停車してください、と。

身分証明書として運転免許証の確認、その情報を無線で本部かどこかに問い合わせている。

そういうので、過去に逮捕歴がないかとか、何かしらを照会しているのでしょう、交通違反歴はあるけど(汗。

2人組の中年警察官の一人が、車内を見つつもう一人の警察官と話しつつという状況。

トランク、助手席のダッシュボードの中、後部座席周辺、助手席・運転席の下も懐中電灯で照らして隅々まで捜索している。

番組でもこういう映像を見受けていたが、大体そういう時って座席の下に、違法薬物の吸い殻のようなゴミが落ちていたり。

それを思い出すと、ワタシも覚せい剤など違法薬物を疑われてるのかと思った(笑。

物々しい様子で車内を見る警察官を目の前にし、もう一人の警察官と話しをする。

今日はどういった目的で、このあたりを(千代田区)~、お仕事は~?ひょうひょうとした中年警察官の問いだ。

こちらも初めての経験なので、興味本位で色々聞いてみた。警察車両をみると、警察署の名前の入った車両なので、所轄警察署の車だとすぐ分かる。

通常三桁だけの数字だけの車両だと、自動車警ら隊というパトカーでの巡回と、職務質問の任務を主とする専門部隊がいる。

警視庁だと100~200番台と800~900番台の車両が、それにあたりこのような数字のみの車体は、方面別(エリアごと)4方面に存在する。

方面別の自動車警ら隊より、さらに自動車警らに特化した「遊撃特別警ら隊」なるものが、警視庁には存在するようだ。

遊撃〇と数字の入った警察車両は、特に職務質問のエキスパートが乗務するようで、最も強力な部署の車両だと言える。

方面ごとのエリアの管轄が無い部隊で、主に警視庁管内を全域、そして他の方面ごとの自動車警ら隊とも連携する。

不法入国等の外国人・特殊詐欺・凶器や違法薬物等を所持した人はいないか、くまなく捜索し続ける。

パトカーの精鋭度合いを、通し番号で判断すると警視庁の場合、

「遊撃〇→方面別警ら隊(1〇〇など)→所轄署の名が入った車両(赤坂〇など)」

ワタシが遭遇したのは所轄の警察署の車両だったので、それほど厳しい職務質問ではなかったのかもしれない。

各都道府県の警察によって、位置づけも違うようだが、あくまで警視庁管内で職務質問されたので、そこの事例とする。

職務質問する際の判断の基準を、何気なく聞いてみた所、怪しいなと思ったカンによる所が大きいらしい。

車種とかその車両の雰囲気だとか、確かに車ごとに特有のモノはある。

ワタシはその当時、Y31セドリックという公用車みたいな車に乗っており、上記画像はほぼ当時のワタシの車両そのもの。

一切改造など施していないのだが、今見ても確かに非常にガラの悪い車だ(笑。

後部ガラスなどにフィルムなども貼っており(合法範囲)、ナンバーも字光式タイプだったので「いかにも」な車両に、警官には映ったようだが無理もない。

この時の決め手は「字光式ナンバー」だという。

怪しいチンピラが乗ってると思ったようだ。(見た目より、中身が怪しいのは否定しない)

いかにもなヤツが乗っているという、経験はもちろんながら独断と偏見によるものだった。それがいわゆる「カン」の正体なのだ。

経験からくる独断と偏見は、事実である事も多いので一概に非難する事は出来ない。

その偏見から犯罪を未然に防ぐ事も多々ある事なので、警視庁管轄に住んではいないけど、一市民としては治安維持の為に協力する必要もあるのだと、理解はしておりますが。

そういえば、学生時代にアルバイト先の店長が黒いセルシオに乗っていたが、都内に行くとしょっちゅう職務質問で止められる、と当時話していた。

店長が字光式ナンバーを付けていたかは忘れたが、黒い20後期型セルシオは確かにイカツい、というか怪しかった(笑。

ワタシの31セドリックも同様に見られたのだろう。(当たり前か)

首都・東京を守る警視庁は、警察の人員数が多いのもさることながら、任務の遂行度も、当地元に比べると段違いだという事がよく分かる事例だ。

PS

ちなみに、その店長もワタシも同じ県に住むが、居住する県の警察車両に職務質問されたことは一度もない。(笑

謂れのない真実なのだが「独断と偏見」で世の中成り立っているようだ。


この事実を、どこか心の中に留めておくだけでも、理不尽な怒りにさえなまれないで済むので、ストレス回避にも繋がるだろう。

理不尽なことだらけな世の中。

バカな出逢い(出来事)が、利口(良く見えて)に化けて、

よせばいいのに一目惚れ(時に騙し騙され)浪花節だよ人生は、筋書きのないドラマである。

そんな昭和の唄の一節が、どこか真実を語っていた。