世田谷区の方に所用があって、久々にロイヤルホストの桜町店を訪れた。ロイヤルホストって聞くと、価格帯の高いファミレスというイメージが強いだろうか。

ファミレスとして入店すると非常に高く感じるんだけど、こちらの会社さんの定義としては「気軽なレストラン」をコンセプトにしているようだ。

本格的なレストランというと、名のあるホテルにある高級店などが連想されるけど、そこまでおかないけど、それに次ぐような品質を手ごろな価格で、地域のみなさんにお届けしたい、という立ち位置だろうか。

ワタシは知り合いにロイヤルホストの知り合いがいる訳でもないけど(笑、お店のポジションを理解して訪れると、ロイヤルホストの絶妙さがたまらなく良い。

昨日頂いたメニュー「食いしんぼうのシェフサラダ ブランチセット」

選んだ理由は明確で、お昼ころ入店したが、昼にしっかり食べると午後は眠くなる体質であるから。

しっかり食べると午後は眠気でモヤ~ンとした感覚が抜けないので、こういったライトなんだけど、ちょっとボリュームもある感じが丁度良い。

ブランチというメニューが、まさにロイヤルホストの立ち位置と同じであり、他店にはない絶妙なポジションだと言える。

王様のブランチなんて番組名もあって、全く聞きなれない言葉ではないけど、ブランチとは造語で朝食のbreakfastとお昼のlunchがくっついて出来た言葉のようだ。

昼に近い朝食、という定義らしいがワタシとしてはど真ん中。男性目線では足りない量かもしれないが、女性目線で見ればしっかりしたランチにもなり得る。

セットで頼めば、ガーリックトーストとロイヤルホストのど定番オニオングラタンスープが付くので、結局普通にランチするのと変わりなかったりする(笑。

ご飯ものではないので、お腹にドッとこない所が個人的には非常に重要視される。せっかく美味しく食べても、その後眠くなって仕事に影響が出るようだとさすがに食い過ぎであり、その線引きは難しい。

オニオングラタンスープも、コンソメの味が相当しっかり染み出て、オニオンの甘味と重なりあった旨味を感じる。さすが人気No1メニューだ。

サラダも、ボリュームももちろんあるのだが、アボガドが良い具合に熟れていて食べごろ、家でたまに食べるアボガドと違い固めではなく、しっかり味も濃い。いかに、普段ろくなもの食べてないのだなと実感できる(笑。

ネットでも色々ロイヤルホストの情報を見ていると、10000円近く予算だしてメニューを自分で組み合わせ、しっかり・ガッツリ食べれるフルコースを提案している人もいた。

確かにファミレスという目線で見れば、ロイヤルホストは割高ではあるが、気軽なワンランク上の街のレストラン、と思えばこの品質なら安いと言える。

超高級志向のレストランではないので、気負いなく価格にビクビクしながら注文しないで済むので、食前酒~デザートまで「たまにはロイホでフルコース」もありだ。

価格帯を考えると料理のクオリティが高いので、非常に稀有な存在と言え、他に類を見ない何とも貴重なレストランチェーンである。

その属性を中途半端と見る意見も当然あるだろうが、お店の特性を把握して来店すれば、これほどお得な飲食店もそうそう無いのではなかろうか。

昨日は同社の東京本部と同居する世田谷区の桜新町店を訪れたが、本部と同居する店舗だけあって、店員さんの接客も非常にテキパキと手際良い。

おそらく、接客などもホテルじゃないけどそれに近いレベルの教育をされているのだろうと思われる。学生さんらしきウエイトレスさんと、店長らしき人が効率よく接する様は「弊社はファミレスではなくレストランです」と背中が物語っている。

学生さんで将来的に、ホテルなど接遇・接客をメインとするホスピタリティの業界を目指す人は、こういうレストランで働くと就職してからも、経験値として有利に働くのではないだろうか。

接客も根っから向いてる人と、向いてない人とハッキリ出やすい業種なので、アルバイトの段階で、細かい教育を受けて経験してれば、就職した時に業界特有の姿勢に何ら違和感もなく、即戦力にもなり得る存在だと言える。

普通にレストランでアルバイトしたい、で行くと大変な会社だと思うが目的意識ある人が挑戦するには、お給料以上に得られるものがある。

現場で見出されると、学生さんなら店長から「うちにそのまま、店長候補生で就職しないか?」とお声が掛かる事も珍しくないだろう。同社の幹部の方も学生時代のアルバイトから入社した人も少なくないようだ。

久々に訪れた昨日は、偶然にもロイヤルホールディングスの決算日だったのか、報道で売上40%減の275億円の損失を計上とあった。

同社はレストラン・ホテル・航空機内食事業が柱なので、非常にコロナ禍の影響を受けているので、三重苦状況でもあるが業種の偏りが懸念される。

総合商社大手の双日から資本提携を受けて会社を再建するとあるが、大手総合商社も小売業・コンビニ各社と資本提携を進める近年の流れもあり、双日もその流れに乗ったかと思われる。

コンビニとレストラン・ホテル事業をメインとする会社では難易度がまるで違うと言えるので、一概に安心材料だとも言えない。双日は外食産業だと、牛丼チェーンのなか卯を手放しているので、小売り分野での弱さも指摘されている。

元々、飲食業界自体の利益率が低いので早急な立て直しは難しいと思われるが、それとは別にロイヤルホスト自体は、非常に絶妙なポジションのレストランではあるので、体制を一度縮小してでもぜひとも盛り返して欲しい。



PS

一点だけ気になるのは、商社と資本提携するにあたり、商社の海外ネットワークを活かし、海外事業展開の拡大も目指す、別記事の報道では見られた。

今は国内事業の立て直しに全神経を注いでほしい。国内事業の比じゃないくらい、海外の諸事情はこの状況下では予想できないのではないか。

今期は275億円の損失で、新たに160億円の融資を受けるとのこと。大丈夫か?もっと融資受けられないものか、商社も少しづつ見極めていると思われる。

良い商品と人材がいる会社さんだと思うので、今後にすごく期待しております。ロイヤルさんが同じく展開する「シズラー」の70種類のサラダバー(タコス含む)も好きなので、もっと世間に広く知れて利用されて欲しい。


非常に厳しい状況だけど、これからもまた訪れてみたいと思う数少ないお店であり、シンプルに好きなお店です♪