ピンチを回避し活かす、それが人間の素晴らしさ

file221263244327
人それぞれに、生きてきた中で誰しも「絶体絶命のピンチ」とも言えるべき状況に差し掛かった事はあると思います。

そんな中で、一番気になるところは、そのピンチをどのようにくぐり抜けてきたのか、または回避したり、うまくやり過ごすことが出来たのかどうか、そこにあると言えます。

その人様々な状況下で自分の体験を踏まえて分析してみます。

罵声・蹴飛ばされ、用意周到さこそピンチ回避の要

私の場合だと、やはり仕事上でのピンチでした。東京都内の道に詳しくない上にタクシー最激戦区と言われる港区での出来事。

「新国立美術館まで~急ぎめで」と言われろくに方向感覚も分からない私は、車両に搭載されている古いナビ頼りでタクシー乗務していました。

古いナビなのでデータがズレてくるのと、目的地への順路を時に正しく表示できない時もあり、非常に困惑することも多々ありました。都内でタクシーに乗られる方は、必ずしも道を知っている方ばかりではありません。

むしろ、知らない方の方が多い?現状はあるでしょう。ナビ通り進み、目的地付近まで順調に来ると、新国立美術館に入ることが出来ません。

美術館脇を通る乃木坂トンネル内で案内が終了しています。入口どころか、単に距離が近い所でナビがゴール扱いになっているという、驚愕の事実は今でも忘れられません。

お客様はそれは激怒、急いでいると言ってるだろうが(怒号)、と言われイスの背もたれをガツンと思いっきり蹴飛ばされました。

激怒され今にも殴られそうな人をお乗せして、新国立美術館の入り口を探す慌てふためき感は、過去最大級の出来事であり、そういう時ほど、冷静でまともな思考は出来ない事に気が付かされました。

生涯勉強とは、こういう事を回避する為のものであるとも感じた出来事です。

人間トラブルは思いやりだけで劇的改善

IMG_2484ISUMI_TP_V1
ピンチは最大限に回避することが、その人の腕だと思いますし、まっとうな生き様であるのです。回避する時に大事な事は、やはり日々の準備であり何事にも備えておく周到さは求められます。

私の先ほどの場合ですと、地理の不案内が全ての原因ですから、せめて自分がお客様をお乗せするであろう地域を、少しでも予習復習して走ることが求められましたが、当時は流されるがままに走るだけであった事は、やはり不徳の致す所と言うべきでした。

ピンチに多いのは、仕事だけでなく人間関係でも多いのでは無いかと思います。

人間関係のピンチ回避の根本は「思いやり」「君子の交わり淡きこと水の如し」=「君子之交淡如水」であるのです。仲が良くなると人はくっつきすぎる感はありますが、それゆえに近すぎる為にトラブルも起こりやすくなります。

他人の入らなくて良い領域にまで、意見をしたりクチを出してしまいトラブルを引き起こすなど、よくある話です。ならば、適度な距離感を持ちつつお互いを尊重しよう、そういう関係が望ましく君子の交わりにも通ずる所があるのです。

それが冷たいのではない、双方にとって最もちょうど良い距離だと言えます。

人と人の距離感は近すぎず、離れすぎずに至る

最後は思いやり、相手の事を考えた行動をしよう。上司・部下・先輩・後輩・友人・恋人・夫婦・親子間、様々な関係があれど思いやりの根底はどれも一緒なのです。

車間距離と同様に、距離の近すぎは時に事故を誘発する原因にもなり兼ねないのは、人間同士の関わりにも言い換える事が出来るのです。