
生き方の視点でワタシが思った点を述べてみたいと思います。
昨日、平成時代の最高ヒットメーカーとして挙げるなら、
底抜けに明るく元気になる楽曲を提供し続けてくれたのは
間違いなく織田哲郎さんだね、という記事をUPしました。
織田さんのスゴイ所は「あ、この曲も織田さん作曲なんだ!」と
非常にワタシたちの深い部分に根付いているケースが多いということ。
子ども目線だと、ちびまる子ちゃん、ドラゴンボール、
当時の中高生目線だとZARD、相川七瀬など提供楽曲の幅が本当に広い。
ご自身の動画チャンネルでも創作活動について、
色々述べられていますが、ワタシの感じた中で特に印象的な点がありました。
先に挙げたちびまる子ちゃんの主題歌
「おどるポンポコリン」は90年の4月にリリースされましたが、
制作時はこの楽曲が社会現象となるまで大ヒットすることなど、
全く想像していなかったという。
アニメとタイアップする曲がここまで世に出る事が珍しかった時代、と動画内でも仰っていました。
130万枚もセールス記録したアニメ主題歌も
後にも先にもこの曲だけのように思えますが、
作詞・作曲・歌い手の3者の元々の力が爆発的な化学反応を起こしたかのような曲に思えます。
他の曲の制作時のエピソードでも述べられいますが、
お遊びの感覚で作った曲なんだけど、
こんなに売れると思わなかったというパターンはいくつもあるという。
お遊びと言えど真剣に楽しんで作ってるから
広く世の人の心に曲と詞=歌が残ったのだと思われます。
ワタシは音楽については創作することは出来ないものの、
自分の「作品」を発信する目線で見れば、
ジャンルは違えど同じく通じる部分があるような気がします。
書く(文章でも音楽でも詞でも)なら真剣に楽しく書け!ってことですね。
遊び感覚でも真剣にトライして、作ること・発信することを楽しんだ。
織田さんが何気なく作った楽曲は、
広く世の人の心に訴えかける紛れもない真実があった。
PS

音楽だから出来る、画だから出来る、映像・写真だから出来る、
文章だから出来る、色んな分野が確かに存在するが
どんなジャンルであれ、真剣に楽しむ・遊んでみる
そしてトライしてみる姿勢こそが世に良い作品が
送りだされる条件なのかと思い知らされました。
苦虫潰ぶすような産みの苦しみもあるかもしれないが、
やはり自分も楽しんだからこそ、
人様の心を打つことが出来るのだろうな。
PPS
このクラスの方になると、もはや才能の塊・天才と表現される。
もちろんそれも分かるのだが、それだけで片付けられるものでも
ないと思うんだよなあ。(これもどんや分野であれ)
どう生きてきたか?
何をしてきたか?
その心意気と生き様なんじゃないだろうか。
生涯の課題としたいと思います。