
何度か記事で取り上げてますが、自分が本当にやりたいこと
好きなことについてです。
ある程度、成人になればなるほど、疲れた日常からわが身を
振り返り「自分って一体何がしたいんだろう」
だれしも一度は、そんな何気ない疑問を思ったことが
あるかもしれない。
自分も散々陥ったが、この状況の時こそ、たくさんの自己啓発本
読んだり、自分は心を病んでしまってるのかもしれない、と。
急に医学関係の書籍を読んでみたり、静かに留まることは、
出来きませんでした。
好きなことや、やりたいことを、そんな感度が下がってる時に
探しても、大抵は見つけることは、至難と言えます。
そもそも、自分が本当&純粋にやりたいことって、幼いときや
育ってくる過程で、すでに決まってることが多いのです。
理屈じゃなくて、一種の本能に近い部分だと思います。
家にいるより、外遊びする子が、家で本ばかり読んでる子に
「本ばっか読んで、何が楽しいの?」と聞いたとします。
本が好き・本ばかり読んでる子は「好きだから、楽しいから」
と、応えるでしょう。

外遊び好きの子は「えー、どこが楽しいの?」
本好きの子「読んでてワクワクするから、楽しいから」と。
簡単なやり取りであれど
本質は「好きなことに、カタチや理由はない」ということ。
「好きなものはすき。やりたいからやってる」
これだけで十分な理由なのだ。
考えて後付けした理由でなく、潜在的な意識の中から導かれた
「好き・行動」であるから、損得勘定ぬきで行うことが出来る。
何となくでも「おもしろそうだな」と思ったことで
やってみると好きだったりする。楽しかったりする。
そんな小さな体験からでも、自分が本当にやりたかったこと
好きなことに、繋がる可能性は高いでしょう。
この考え方に、より確信が持てたのは
友人とのやり取りで、何気ないひと言。
● 好きだから、朝起きてすぐにでも絵が描ける
● 毎日2~3時間はやってる
● 今年だけでも、200枚は書いてる。
● そもそも、絵は小さい頃から好きだったから
と、伝わりやすくここでは、箇条で言葉を表現させて頂いたが
本心で好きじゃなきゃ、ここまで書くことは出来ない。

好きなことが、仕事になる・ならない、そもそも全く関係なく
やりたいからやってる、が正しいと言えます。
朝起きたら、自然とペンを持ってるというのは
もう絵が生活の一部なのかもしれない。
好きなことは、小さい頃にすでにやっていることが多い
という事実も、注目したいのです。
好きなことは何か、と問答し続けるなら、
過去の自分に、聞いてみてはいかがだろうか。
灯台下暗し、のことばではないが
自分の足元=自分自身のことほど、分かっているようで
分かっていないことも、決して珍しくないのが人間です。
自分探しに悩み苦しみ続けるなら、今の自分を認めよう。

いま、やりたいことがなければ、やりたい仕事がどうしても
見つからなければ、やれそうなこと=仕事をやってみよう。
未経験エリアに、自分のやりたいことがある可能性も十分あるが
そのやりたいこと=おもしろそうだな、と思えることに
見いだせないうちは、目の前のやれることを、淡々とやろう。
今の自分「やりたいことはありません」と認めるだけでも
どれだけラクになれることか。
そう思うと、
やりたいことがあってもなくても、何とかなるな?
と、急に思えてこないだろうか。
PS

やりたいことは、何もしないでのんびりすること
そんな選択肢も、実はそれも「やりたいこと」なのです。