楽勝に見える仕事、高難度の職人技だった

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「人生どん底、どう動いたらよいのか、わからない」どこからともなく、そんな悩みの声が聞こえてきました。

私の仕事の観点も使い、日常から思うそれぞれの人生を「そんなの当たり前」で終わらすことなく、今のあなたにフォーカスして考えて見たいと思います。

どん底の時だって実は当たり前に過ごしているけど、毎日を掘り下げれば結構難しいことやすごい事をこなしているのです。

さりげなく発揮されるパフォーマンスこそ最高の仕事

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タクシーでの業務中ふと思いました。黒い車体の車両で乗務する日がありますが、そういう日は「ご葬儀」の予約仕事を行うことがあります。

ご葬儀をされている式場から火葬場のある斎場までの道のりを数台で連なって早すぎず、遅すぎず交通の流れに合わせながら走ります。

単なるくっ付いてゆっくりめに走るだけのように見えますが、これが思った以上に難しい。

特に先頭の霊きゅう車は後続のご遺族様の自家用車と我々黒いタクシー数台が赤信号などで途切れないように、信号の切れ目、交通の流れを見ながら慎重に走行します。

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観光バスの台数口の仕事も似ていますが、やはり斎場へ向かう、深い悲しみの中での事なので、道を間違えた、はぐれてしまった、など粗相は絶対に許されません。

単なるくっ付いて、連なってノンビリ走っているようにも見えますが、実は各車の呼吸が合わないとバラバラになってしまうのです。

また、交通量の多い場所ではあまりに車間距離を取り過ぎると間に他の車が入ってしまう、時に大型トラックなどが間になることもあります。

市街部ほど、信号も交通量も交差点も多く、車列を分断する要素は盛りだくさんで、いかに列を乱さず、時間通り確実に斎場へ到着するかが求められます。

前が見えなくなり、赤信号で停車している間に、先頭の霊きゅう車と二台目のハイヤーを見失ってしまった、何てことも起き得なくないのです。

それだけ、適度な車間距離と全体の呼吸が大切な仕事ですが、何だかあなたの日常にも通じる部分ってないでしょうか?

当たり前の事なんて何一つない、自分を見直しちゃう

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当たり前だと思って、日常的にやっていた事とは、実は当たり前じゃなかったりするのです。

もし、いま嫌々毎日仕事している、通勤してウンザリだ、人生どん底、これからどう動いたら良いのか分からない、という事だって、実は結構大変な事をこなしている事に気が付かされます。

嫌々だとしても、ある程度は職場の人間関係の調和だって問題ないくらいはこなしてる。

好きじゃないけど、あなたじゃなきゃ出来ない特化した担当仕事もいくつも抱えてる。

専門知識がなければ、実はとてもじゃないけど出来ない仕事だったりする。

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当たり前にこなしてる日常って、実はかなりの難易度の事をやってのけてたりするのですね。

だからこそ、たまには自分を「褒めてあげる・認めてあげる」事って大事だと痛感します。

職業意識のより高い方からすれば「そんなのは仕事だから、プロだから当たり前」という声も聞こえなくはないです。

確かに、プロ意識を持って仕事に臨む上では当たり前かもしれませんが、ハタからみれば「あなたはすごいこと」しているのです、ほんと、お世辞じゃなくて。

ありがたい格言から

大日本帝国海軍、山本五十六・元帥(海軍大将)の言葉

やってみせ 言って聞かせて させてみて 
褒めてやらねば 人は動かじ

怒ってばっかいないで、
他人(ひとも)自分も褒めてみる。

当たり前は、実は当たり前ではないのよ、
当たり前なんてないのよ