大人も子供も一緒、人を伸ばす育成とは

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子供を始めとする人を伸ばす教育ってどんなものだろうか、人を育てたいと思うならどう接すれば良いだろうか。

乗務中に感じたお客様とのお話で聞いたこと、見たことを含めてどうすれば良いのかを考えます。

子どもの場合でも、大人の場合でも共通するのは人は褒めて高めて伸ばす事にありそうです。

それこそ無駄、感情的・直情的な接し方は成長を止める

とある小学生くらいの男の子とお母さんと見られる方のご乗車中、乗って来るや否やとても不穏な空気が流れました。

お子さんの学校でのテストの結果での事をお母さんらしき女性が、冷たく淡々と咎めています。

邪険にするかの様子と、針のような尖った言葉で叱責する様子を見ていると、こちらまで辛くなってきます。

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その家ごとの教育はあるかと思いますが、冷たく言い放ち感情的に叱責するだけでは、怒られてるお子さんの立場はありません。

子どもと言えど、一人の人間であり人格が備わっています。それらを全て飲み込んでしまうくらいの、お母さんの怒りには驚くばかりです。

成績が悪かったとしても取り付く島もないくらいに、怒って口を挟ませない一方的な状況は教育の範疇を大きく超えた感情をぶつけているだけの様子でした。

これでは全くの逆効果で、子供はお母さんに対して萎縮してしまうだけで、そこから良い結果を生み出そうにも、ほど遠い精神状況に置かれているのです。

これでは、子供は・人は伸びないと断言できる。

怒れば怒る教育ほど無駄。認めて褒めてナンボじゃ

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かつてのワタシもそうでした。算数が大の苦手で、親に何度も怒られた経験があります。

「なんでこんな簡単な計算が出来ないのか」など、親の一方的な解釈で出来ないのかと怒られても、子供は萎縮するだけで全くの逆効果です。

今のワタシの人格が当時子どもだったワタシに乗り移ったなら「なんでこんな簡単な計算を出来るように説明できないのか」と、逆に怒ってやりたくなります。

大人の感覚で、何で出来ないのかと直情的に怒るのは、全くの間違いで怒られてばかりいる子供は、それにより親から怒られたという「嫌な経験が擦りこまれる」だけで、計算どこの騒ぎではないのです。

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これにより、苦手な上に分からないし、聞いても怒られるだけ、という構図が出来上がり苦手科目が増えるだけです。

不正を行ったとかやってはいけない一線を越えた時は、ガツンと怒る事も大事です。

しかし、何かを教える時に「なぜだ」と感情的に怒る教育ほど、無駄で不要な教えはありません。

教える側の「なぜ」の感情をぶつけて伸びるワケがなく、「どうしたら理解してもらえるか」に重きを置く方が、子供にとってよほど結果的にプラスになります。

バカが先生になると良いその理由

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ワタシのような、算数が全く苦手だった子供が大きくなり逆に教える側になったとしたら、もし同じく算数が苦手で出来ない子などに「なぜ」をぶつける事がないでしょう。

同じく自分も昔に「出来ない体験」をしてツライ思いをしているからで、算数でも、計算の仕組みを一番フラットな状態にバラして説明する根気があるからです。

進学塾などある程度出来る子供が通う塾の先生は、そんなフラットな所までバラシて教えてくれる教育なんてしてくれません。

そのレベルの塾や学校の先生だと「そんなもん説明するまでもなく、理解してて当たり前。何で理解出来ないのか、こちらが分からない」と、そんなセリフすら聞こえてきそうです。

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計算だけでなく、人生全般の教育でも通じるのではないでしょうか。

「なぜ」の部分を、根気よく細かくバラして1つ1つ説明してあげる程の意気込みがないと、人に理解してもらえる事なんて出来ないのです。

自分の中での「当たり前」は、他人の中では「当たり前」では無いからです。

そして、良い時は良いと褒めてあげる、認めてあげる、そういった成功体験の積み重ねをさせる事こそ「伸ばす教育・育成」なのです。

どっかのじーさんの教え

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何で出来ないの?は全くの逆効果。

どうしたら理解してもらえるか、

その方が結果的にはるかに伸びる。

当たり前の事かもしれない事を、

認めて褒めるって根気のいること。

けれど、人を育てたいなら後者の方がはるかに効果あり。

誰だって認められたり、褒められたりするって嬉しいものじゃないの。

大人も子供も本質は今も昔も一緒なんじゃないかね。

と、どこかの人生を達観したおじいさんが
言ってくれてそうな気がしましたが(笑。